【社長ブログ】学生と社会人の違いは「お金」
JOPS社長ブログ
cooperated by several associates
第1話 コミュニケーション ー 学生時代とは違う! (3回連載)
第1回 学生と社会人の違いは「お金」
みなさんこんにちは。日本オープンシステムズ社長の園です。これから社長の私と何人かの協力メンバーの知恵も借りながら、ブログを始めることにしました。
ちょうど今日は4月1日、新年度初日ということで、富山県民会館で入社式がありました。新入社員23名(うち10名が女性)にお祝いと激励の言葉を贈りましたのでその内容を皆さんに共有させていただこうと思います。では、JOPS社長ブログ cooperated by several associates 第1回を始めます。
===(以下、社長講話)===========
皆さん、本日は入社、誠におめでとうございます。
今日は皆さんの社会人としての初日なので、少しお話をしたいと思います。私は、双方向のコミュニケーションが大切だと常日頃思っていますので、今日も時々皆さんの声を聞いてみることにします。
ちょっと質問してみましょう。皆さんは昨日までは学生だったわけですが、学生と社会人の大きな違いは何だと思いますか?そして共通点は何だと思いますか。
手元の紙に思うところを書いてみてください。皆さんがどう思うかを尋ねているので正解があるわけではありません。思うように書いてみてください。
では、自分の意見を言ってみたい人は挙手してください。(2名の挙手された女性は、すばらしい模範解答を言ってくれました。嬉しかったです。)
私はこう思います。学生は学費を支払って教育を受け、社会人は働いて給与をもらうという、お金の動きに大きな違いがあると思います。そして共通点は、ともに能力を拡大させていくということだと思います。
この、お金をもらう、という違いが非常に大きなものであることを私は社会人になって2年ほどした時に実感しました。それは、仕事に関連するある資格の勉強をするうちに、過去問を解いていてどこかで見た問題だという気がしたのです。その問題は大学での試験に出題され、その時には私はまったくできずに白紙で提出しました。ところが社会人になってながめてみると、基本に忠実に対処すれば回答できる問題だったということがわかったのです。学生時代にはなかなか身につかなかった内容が、給料をもらう仕事に直結する内容になると、全然取り組み姿勢が違ってきたのだろう、と自分で納得しました。
その時の経験が社会人になってから「学ぶ」ということの意味を実感することにつながり、モチベーションが格段に違ってきたような気がしました。みなさんも、働くことがお金の面でも、自身の能力向上のためにも大きくつながるということを実感していただければ、と思います。
両者の違いをもう少し続けましょう。会社がモノやサービスを提供して対価を得るためには、部分的には機械で済む、人と人の接点がなくてもよい、というところもありますが、全体としては実に多くの人がかかわりを持ちます。そしてこの多くの人は世代やバックグランドの異なることが多い点で、社会人になってからの人との関わりが、学生時代の人との関わりと、かなり異なると思うのです。つまり、社会人は多様な人たちとコミュニケーションを取る必要があるということです。
(第2回に続きます)