【社長ブログ】ホルムズ海峡の事実上封鎖で原油価格が高騰
JOPS社長ブログ
cooperated by several associates
第14話 戦争に起因する経済危機の中で迎えた入社式
第1回 ホルムズ海峡の事実上封鎖で原油価格が高騰
みなさん、お久しぶりです。
激動の世界情勢の中、今年も4月1日となり、当社に新卒採用29人が新たに仲間として加わりました。入社式での私の祝辞をご紹介します。
皆さん、本日は入社、誠におめでとうございます。
外では、満開間近の桜が美しく、あちらこちらで就職、入学、進学などでめでたい雰囲気にあふれています。皆さんも、社会人としての新しい生活に期待と希望を持ちながら、今日の入社式に臨んでおられると思います。
通常ですと、そういう雰囲気のもとに入社式での話を平和に進めていくのですが、この3月から、平和な日本でも、通常と相当違う世の中の雰囲気になっておりますので、そういう背景も含ませて最近特に重要だと私が考えている3項目のお話しをしたいと思います。
1つ目は、「情報リテラシー」です。
今ほど「通常と相当違う世の中の雰囲気」と述べましたが、2月末から3月早々にかけて以来、毎日のようにニュースのトップに出てくる報道は何に関してでしょう?
(社長が新入社員1人を指名し、新入社員が「イランでの戦争のことでしょうか」と回答)
そうです。アメリカのイラン攻撃ですね。そして、これまで何度か話題になってきたホルムズ海峡の事実上の封鎖のため、原油のサプライチェーンが厳しい状況となり、原油価格が1バレル100ドルを突破しているという報道です。そして、アメリカのイラン攻撃から間もないタイミングでのニュースの表現によっては過去最高のように聞こえたものもあったのです。私の記憶では100ドルと言う相場は、過去にも結構あったはず、と3月20日過ぎにちょっと調べてみました。すると、こういうサイトが検索上位に出ていました。
世界経済のネタ帳というサイトですが、スクロールしていくとこういうグラフがでてきました。
2-750x468.png)
出所:原油価格の推移(世界経済のネタ帳)
今日はこのように3色、3種類の価格のグラフですが、その日見た時は話題になっているWTIという価格のみで、ここでいう青色の線だったと記憶しています。たしかに青色の線をみると、100ドルは過去最高水準のような印象を与えます。う~ん、そうだったかな?過去にもっと高いこともあったはずだが、と検索結果に戻り、いくつかサイトを眺めると、こういうのが出てきました。
-750x491.png)
出所:原油価格の推移(OANDA証券株式会社ウェブサイト掲載のグラフ)
「これこれ、このグラフをよく見たなぁ」と思い出しました。実は私はこの会社に入社する前は、エネルギー関連の会社にいたことがあり、このグラフが目に焼き付いていたのです。ごらんのように、100ドル越えは1回、2回程度ではありません。最高は140ドルぐらいですね。
もう少し検索結果を眺めると、これが出てきました。
-750x385.png)
出所:原油価格の推移(内閣府 令和4年度年次経済財政報告)
国の内閣府の情報です。最近は国の機関を語る詐欺もありますので、すぐに信用するのは禁物です。アドレスバーの表示を見てみましょう。政府、ガバメントの略称である、ドットgoも見えますので、間違いないでしょう。先ほどのグラフと形状も同じに見えます。100ドル超えも同じような頻度に見えます。ということで、最初のサイトはあまり信用のおけないものだったのだなぁ、という見方が正しそうです。
このように、自分自身の知識も使って、複数のサイト、できればブラウザも複数使うことにより、より正しい情報を得るようにすること、これが「情報リテラシー」です。
簡単に言えば、ひとつの情報を鵜吞みにせず、複数の情報源から調べて正しい情報を得るということです。情報系の会社の一員としてしっかり身に付けておきたいことのひとつですね。
念のため、付け加えますが、この話は今回の危機が大したことはないというつもりで言ったわけではなく、ホルムズ海峡の危機としては過去を振り返ってもおそらく最大のものになりそうだ、ということで、一般教養として、これらのサイトのグラフに書き込まれている歴史的事項も調べておくとためになると思います。
(第2話につづく)
過去の記事一覧はこちら