産学連携クロスオーバーシステム「Ocket」の運用開始について
当社は、富山・石川・福井の北陸3県を対象エリアとして、産学連携クロスオーバーシステム「Ocket」の運用を開始します。
「Ocket」について
「Ocket」は、企業がニーズを気軽に発信し、それを教育・研究機関が秘密保持を前提として受信できる仕組みを構築することを目的とした新しいウェブ・システムです。富山大学、富山県立大学、当社の3者により企画・開発を進めており、2023年6月よりシステムの運用を開始します。なお、Ocketは、Operation : Crossover between Knowledge and Enterprise through Transmissionの頭文字です。
運用開始の時点で、北陸3県にある6つの商工会議所、8つの教育・研究機関からOcketの利用申し込みを受けています。Ocketに参加する商工会議所の会員企業は、Ocketのアカウントを取得した上で、産学連携で解決したい企業ニーズをOcketに参加する教育・研究機関に向けて気軽に発信することができ、その企業ニーズに対して関心を示した教育・研究機関とOcketのチャット機能を通じてコミュニケーションを図ることができます。
システムのご利用について
Ocketは、参加する商工会議所とその会員企業、並びに教育・研究機関の教職員の皆さまがご利用いただけます。ご利用にあたっては、商工会議所の会員企業の皆さまはご所属の商工会議所に、教育・研究機関の教職員の皆さまはご所属の教育・研究機関に、ご所属団体のOcketへの参加状況をお問い合わせください。また、商工会議所、教育・研究機関のご担当者様からのOcketの参加希望のご連絡については、本ページ上部の「CONTACT」より、本社・北陸事業所宛にお問い合わせください。なお、ご利用にあたっては、システム運用に必要な費用を負担していただきます。
今後の展望
当社は、「Ocket」を社会貢献事業として位置づけております。今後も引き続き、北陸エリアの商工会議所、教育・研究機関を中心にOcketへの参加の呼びかけを行い、北陸という地方経済圏レベルでの安定的な運営を目指します。将来的には、各地の地方経済圏ごとにOcketの展開を進めていく構想です。