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ETLツールを活用したデータ連携基盤構築支援

ETLツールを活用したデータ連携基盤構築のご支援をさせていただいた事例をご紹介します。当社では導入したツールをお客様自身で活用できることが大切と考えております。お客様の課題や要望を伺いながら最適なご支援をさせていただきます。

 

クライアント情報

  • クライアント:製造業
  • プロジェクト期間 :2ヶ月

課題

  • 社内のシステム間連携(販売管理システムおよび生産管理システム・BIツール等)へのデータ連携はCSVやExcel形式でデータを抽出し取り込みを行っている。
  • Microsoft Access、Oracle、SQL Serverなど、複数のデータベースが混在している。

効果

  • ETLツールを活用し、システム間の自動データ連携を実現し、運用負担を軽減することができた。
  • ETLツールを活用し、Microsoft AccessからPostgreSQLに集約し、システムの利便性が向上した。

【背景】データ自動連携とデータベースの集約

お客様は、BIツールをはじめ様々なシステム・サービスを導入されていましたが、取り込むデータについては各システムのデータベースからCSVやExcel形式でデータを抽出し、手動で取り込むといった手法でデータを活用されていたため、運用上の負担が課題となっていました。

また、データベースについては、Microsoft Access、Oracle、SQL Serverなど、複数混在しており、特にMicrosoft Accessを利用しているシステムについては、データ量が増加し、動作が不安定になるなどの問題があったため、PostgreSQLなどのRDBMSへの集約化も合わせて実施したいというご要望がありました。

【導入内容】ETLツールを活用したデータ集約・連携を支援

ETLツールを活用したデータ集約・連携を提案させていただきました。

ETLツールの選定にあたり、OSS版もあり高い汎用性をもつ「Talend」をご提案させていただきました。特にTalendはバッチ処理での連携ワークフロー実行が可能であり、スケジューラを利用して自動的なデータ連携を行うことができます。さらに、Javaとの互換性もあるため、お客様のシステムに合わせて連携ワークフローの構築が可能です。

お客様はシステムメンテナンスを自社で対応できる体制を持っておられたため、導入したTalendをお客様自身で活用できることが大切と考え、システム構成やご要望を伺いながらご支援させていただきました。

支援内容

  1. 混在しているデータベース毎の連携パターンをヒアリング
  2. 連携パターンごとにTalendのジョブのサンプルとマニュアルを作成
  3. サンプルを使用したハンズオン形式のトレーニング実施

 

連携パターンに応じてサンプルを選択し新規ワークフローの作成ができるため、今後はお客様自身でのメンテナンスが可能になります。

また、Microsoft Accessに関しては、Talendを活用してPostgreSQLにデータ集約する方法についてもサンプルの作成・サポートを行いました。

【効果】データ連携の自動化、データベースの集約を実現

お客様自身でTalendのジョブサンプルを元に作成し各システムへのデータ連携を自動化できました。また、Microsoft AccessからPostgreSQLへのデータ集約が実現され利便性が向上しました。

【まとめ】日本オープンシステムズにお任せください

システムを活用されるのはお客様です。当社の価値観として、各種ツール・サービスを活用したシステム提案の場合、最終的にお客様自身でシステムのメンテナンスを実施できることが大切であると考えています。
このように、お客様の課題を的確に捉え、最終的に自走できるようサポートいたします。

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