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データ連携基盤をデータセンターからクラウドへ移行

クラウドサービス(宿泊、購買、POS)のデータ連携基盤をクラウド環境へ構築した事例をご紹介します。

 

クライアント情報

  • クライアント:サービス業
  • プロジェクト期間 :6ヶ月

課題

  •  宿泊、購買、POSシステムを、メーカーのデータセンターで管理していたが、メーカー都合により、システムおよびデータセンターが終了となるため、新システム(宿泊、購買、POS)を新たに用意する必要が出た。
  • 新システム(宿泊、購買、POS)のデータを、利用中のBIツール(以下、Dr.Sum)に新たに連携し、Dr.Sumのクラウド移行とバージョンアップを合わせて、短期間に実施する必要があった。
  • 検討の結果、新システム(宿泊、購買、POS)は、それぞれ個別にクラウドサービスを利用する方針となったが、新システムとDr.Sumを連携するデータ連携基盤の構築が大きな課題となった。

効果

  • 当社にてデータ連携基盤をクラウドに移行し、Dr.Sumの継続利用が可能になった。
  • クラウド化と合わせてシステムバージョンアップを実施したため長期的なシステム利用が可能になった。
  • またデータ連携にASTERIA Warpを活用し、ノーコードで開発ができるため、開発コストの削減と、エンドユーザー様でのメンテナンスも可能となった。

【背景】データセンターから移行が必要な状況に

お客様は宿泊、購買、POSのシステムをメーカーのデータセンターで管理していましたが、メーカーの都合により、利用中のシステムとデータセンターが終了となることが決定したため、各システムを新たに選定し、旧システムからのデータ移行が必要な状況となってしまいました。移行には期限があり、業務影響を最小限に抑える必要がありました。

宿泊、購買、POSのシステムについては、それぞれ個別のクラウドサービスを利用する方針となりましたが、データ連携についてはクラウドサービスと現在利用中のBIツール(以下、Dr.Sum)の連携を考慮する必要があるため、ウイングアーク1st株式会社連携パートナーである当社にお声がけいただき、Dr.Sumを中心としたデータ連携基盤をデータセンターからクラウド環境への移行をご提案させていただくことになりました。

【導入内容】ワンストップにてクラウド移行とデータ連携を実現

データ連携基盤をクラウドへ移行するにあたり、データセンターが廃止になるまでの期間内にクラウド環境の構築、データセンターからのDr.Sumのバージョンアップ(Ver4.1→Ver5.6)、データ移行等が必要になります。これらの作業は、必要なスキルやノウハウが異なる場合があるため、複数の事業者に依頼を分けるケースがありますが、当社では全ての作業をワンストップで対応することが可能です。

移行内容

【作業期間】:6ヶ月

【データ容量】:200GB以上

 

クラウド環境構築については、クラウド環境の構築から運用サポートまでご提供可能なAWS導入・運用サービスにて対応させていただきました。
また、Dr.Sumに連携が必要な勤怠システム等の業務アプリについても、クラウド環境への移行に必要なアプリ改修を実施し、データ連携が可能になるように構築させていただきました。

データ連携部分については、クラウドサービスに移行した宿泊システムのデータをASTERIA Warpを活用することでデータ連携の自動化を実現しました。ASTERIA Warpはノーコードで利用可能なため、お客様自身でもメンテナンスが可能であり、将来のシステム変更にも柔軟に対応できるよう考慮して構築しています。

また、今後はお客様の利用部門に対して説明会・トレーニングを実施し、利用されるお客様が自走可能になるよう、サポートさせていただきます。

【効果】DX推進の基盤に

データセンターが廃止となる期限内にデータ連携基盤のクラウドへの移行が完了し、Dr.Sumのシステムバージョンアップも実施しているため、長期的にデータ連携基盤の利用が可能になりました。

クラウド環境については、必要な時に必要な分だけの費用になるため、データセンターと比較してコスト的なメリットがあると考えられます。また、クラウド環境は柔軟に拡張できるため、将来的なDXに伴うビジネスの変革が必要になった際にも、チャンスを逃さずタイムリーなシステム構築が可能です。

データ連携にはASTERIA Warpを活用しているため、ノーコードにて設計開発を行うことが可能なため、開発コストの削減とお客様自身でのメンテナンスができるようになります。

【まとめ】日本オープンシステムズにお任せください

当社では、クラウドを活用したITインフラの構築から、データ連携基盤の構築からデータ活用までワンストップで対応することが可能です。お客様の状況・課題に合わせて最適なご提案をさせていただきます。

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