クラウド型資産管理サービス「Birdeye」の運用開始について
目に見える資産も見えない資産も、一括管理で資産管理業務を効率化
当社は、パソコンなどの機器やデスクなどのオフィス家具からソフトウェアやライセンスを含むIT資産、そして不動産まで、多様な資産を一括管理できる「Birdeye(バードアイ)」のサービス提供を開始しました。「Birdeye」は、資産管理業務の効率化を実現し、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の要求事項に関する情報も保存することができる、数少ないサブスクリプション型のクラウドサービスです。
詳しくは、Birdeyeの製品ページ
をご覧ください。
Birdeye 資産一覧の画面例
【特長1】資産に関する必要な情報を記録
Webブラウザ上の管理画面での直感的な操作で品名、購入日、取得価格などに加えて、その資産の管理者や使用場所なども基本情報として資産を登録することが可能で、購入から破棄までの記録を残すことができます。また、貸出の承認申請や返却記録の機能も備えており、返却期限を過ぎた資産のお知らせ機能は、「貸しっぱなし」による資産紛失のリスクを軽減します。
【特長2】ISMSのリスク管理をサポート
ISO27001(ISMS)の要求事項に関する情報の保存を行い、リスク分析の実施が可能です。資産が紛失・
漏洩する可能性を考えてリスクアセスメントを定期的に実施しておく必要があります。見える化された資産に対してリスク分析を行うことができます。また、分析した結果を資産に登録することで、ISMSに関するリスク管理が可能になります。
【特長3】棚卸実施で紛失検知
資産ごとのQRコードを発行する機能を備えており、シール台紙にQRコードを印刷して資産に貼付することで、スマートフォンのカメラを使って簡単に棚卸を実施することができます。棚卸の実施結果はシステム画面で一覧的に閲覧することができ、資産の紛失や使用者変更の登録漏れなどの確認が効率的に行えます(QRコードの印刷には、別途外部サービスを使用します)。
【特長4】見えない資産もしっかり管理
サブスクリプションやライセンス契約などの形のない資産も登録できるようにシステム設計されています。また、契約期間の終了前にお知らせが通知されるリマインダー機能も備えており、「更新忘れ」を予防します。
■Birdeyeの主な機能
- 資産台帳
- 資産(土地や建物からIT資産に至るまでの様々な資産)を一覧表示するだけではなくタグで分類することができるほか、資産の利用状況も判別できます。
- 貸出管理
- 資産の貸出・返却管理機能があり、貸出の申請・承認履歴を記録できるため、備品の不足や紛失といったリスクを減らすことができます。
- ライセンス管理
- 実体が無く目に見えないサブスクリプションサービス、ソフトウェアやライセンスを見える化できるほか、使用期限や有効期限のリマインド設定をすることでうっかり失効を防げます。
- リスク管理
- Microsoft365などの各種認証をサポートしており、サービス利用時のセキュリティを高めます。また、ISMS(ISO27000)シリーズ認証の要求事項である管理項目を付加でき、その情報を用いてリスク分析も可能になります。
- 棚卸管理
- 資産ごとのQRコードをスマートフォンやタブレットのカメラで読み取ることで、複数の資産を手軽にまとめて棚卸できます。
今後の展望
当社のお客様や引合先に対して本サービスの営業活動を継続的に行うとともに、2023/8/22・8/23に開催されるバックオフィスDXPO(東京’23)の当社出展ブースなどでも本サービスのPRを行います。
当社は「自社サービスの拡充」を活動の基本方針のひとつとして掲げており、2023年6月には産学連携クロスオーバーシステム「Ocket」のサービス提供を開始しています。今後も開発力を高め、お客様に新しい価値を提供することができる新サービスの創出に努めてまいります。