【社長ブログ】基本情報技術者試験に落ちて闘志に火が付いた!
JOPS社長ブログ
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第5話 66歳で初挑戦した応用情報技術者試験にスレスレ合格!
第1回 基本情報技術者試験に落ちて闘志に火が付いた!
私がこの業界に入ったのは前職である電力会社を卒業してからであることは先に述べた通りです。
当時64歳だったのですが、「富山県における人生 100 年時代ひとづくり構想会議」に委員として参加していた経験もあり、まだまだこれからもやれるはず、という意気込みから、ハローワークや民間紹介会社にも登録して職探しをしているうちに、妻が探し出してきた富山市の「スーパーシニア」向け求人を通じた紹介により、JOPSと縁ができ2020年9月に入社できたわけです。
ほぼ未経験の分野だったため、私は仕事に慣れるために手探り状態で、本屋で探した情報系ビジネスの新書を5、6冊読み、基礎知識の吸収に努めました。そんな中で、本屋に大きな書棚1列分以上の情報系資格に関する参考書が多数並んでいるのが目に入り、いくつかを立ち読みしました。電気・機械などのエネルギー分野や環境分野で多数の資格を取り、業務で必要なプログラムを自分で作ってきた私でしたが、インターネットを中心とした情報系の分野には苦手意識があり、さっぱりわかりませんでした。それでも、第2の人生をこの分野で生きる以上は、ある程度の基礎力を身に付けるべきだと思い、「基本情報技術者試験」が名称的にも相応しいのではないかと考え、目になじみの良さそうな本を1冊買い、若いころのように通勤電車の中を有効活用した勉強を開始しました。
入社当時は週2回勤務だったので、残る3日をある程度勉強時間に割くことができたため、入社後2年経過となる2022年中ごろでの合格をめざそうと、学習予定を立て、問題集にも取り組みました。こうした基礎的な勉強をすることにより仕事の上でも効果が出て、少しずつ会社の仕事に溶け込んでいくことができたように思えてきました。一つの成果が、当時制度が開始された事業者資格である「DX認定」を2021年7月に富山県で初取得することに貢献できたことに現れ、同時期に顧問から取締役(週3日勤務)となって会社の一員になることができたと実感できました。
具体的なプランとして、勉強開始後1年の2021年秋には基本情報技術者試験を受験、情報セキュリティマネジメント試験もこのところ特に重視される分野なので合わせて受験、翌年にはITコーディネータを目指そうか、という青写真を描いて取り組みました。そして、まずは基本情報技術者試験の午前試験(多岐選択式の小問80題)を通過した時に、当時の大蔵社長との面談があり、2022年6月中の資格取得を通じて必要な知識を身に付け仕事に生かしていく考えをコミットしました。

試験区分一覧( 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 全試験区分紹介チラシ PDF より引用)
ところが現実は甘くありませんでした。午前試験から約1か月後に受けた午後試験は合格点に約2点及ばず、不合格だったのです。
敗因は、CBT(紙の問題用紙ではなく、端末の画面から選択問題を回答する方式)のため、紙だったら余白に書き込んで思考を整理することか可能なのに、問題文にある長文やプログラムをスクロールで往復して余白に書き込むことなく思考を整理するのが難しく、目が廻ってしまった、ということでした。妻に敗因について愚痴をこぼすと「力が足りないから目が廻るので、十分な力を身に付ければ良いだけ」とあっさり言われ、参考書を通読した際に理解不十分だったところを反復学習することにし、力不足を補うには一段上の「応用情報技術者試験」のレベルも修得しようとギアをあげました。捲土重来を期するだけでは屈辱を晴らすことはできない、と闘志に火がついたわけです。
(第2回に続きます)