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JOPS社長ブログ 2024.11.14

【社長ブログ】減価償却費の解説に用いられる「借金返済」に疑問

JOPS社長ブログ

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第9話 理系出身者のための経理・経済知識アラカルト

第1回 減価償却費の解説に用いられる「借金返済」に疑問

 

第7話「あなたの評価を下げない『ビジネス用語の使い方』」というテーマの中で経理の話を少し書きました。

今回は理系出身である私自身の経験から、経理や経済関連で「なんとなくしっくりこなかった概念」や「興味深かったこと」について話題に取り上げたいと思います。

 
私が初めて「減価償却」という言葉を聞いたのは、50年前(笑!)高校3年で入試の社会科科目として政治経済を選択した時だったと記憶しています。

国民所得など国家経済の用語などでは、「固定資本減耗」という用語も使われます。何と難しい言葉だろうと当時は思い、理解とは程遠い状態でした。

今では、会社で「減価償却」という言葉を日常的に使うのですが、ある経済学部出身の役員が「会社に入った頃には『減価償却も知らんのか』と先輩に呆れられた」と妙に自慢げに話していたのを聞いたことがあるくらいなので、「減価償却」はそれなりに難しく、注目に値する言葉なのだと思います。

 

前半の「減価」については、価値が減じると読めるので、新品の価値がだんだんと廃れていくことかと、日本語として理解できるような気がします。

一方、「償却」の漢字に「償」という字が当てられているのは?と言う点で、とても一般の高校生では理解しがたく、社会人になってもしっくりこないところが難しさの原因だと思います。

どうしても「しょうきゃく」と聞くと「焼却」「消却」という単語がイメージされ、価値がすり減って消えてしまうことか?などと想像してしまいがちです。
 

社会人になって、技術系であっても、「経済性」や「原価計算」が重要となる局面は必ず訪れることとなり、その際には設備に係るコストを「減価償却費」として考えることが推奨されるのですが、必ずしも一般文献、社内文書とも、上手な説明はなかなか見当たらず、説明無しに計算式と結果だけが記されていることもしばしばありました。先輩たちの中には「ある機械装置を購入する際に購入価額全部を借金でまかなうと考え、借金の返済額が減価償却だと思えば良い」と説明する人が複数いらっしゃいました。何となくわかったような気になるので、それが伝統的な説明として幅を利かせていたように思います。しかし私は、「必ずしも全額借金しない場合もあるだろうし、前金とかもある。そんな説明ではねぇ」と内心、不満に思っていたわけです。ただ、そんなことを先輩に言っても「考え方なのでそういう質問はなし」と言われるような気がして、封印していました。
 

社会人として経験を積むにつれて、会社で「税金」や「決算」といった期間利益を計算しなければならない場面にしばしばであいました。その際、先のブログで紹介した、利益=収益-費用、という算式が登場します。この「費用」がくせ者で、上に述べた「機械装置」の取得に関わる期間費用が何か、ということを決める必要が出てきます。機械装置の購入価額をそのまま使うのも無理がありますし、何らかの合理性を持って決めなければならない。その合理的に決めた値が「減価償却費」であるということで、詰まるところ「機械装置の購入価額」を「合理的な期間で配分」したもの、というのが納得しやすい説明なのではないかと思うわけです。
 

「企業は、利益を算定する必要がある」⇒「利益=収益-費用、である」⇒「機械装置のような長期にわたって効用を持つ物の費用を決めるには、その取得価額を合理的に期間配分する必要があり、その配分されたものが減価償却費」というのがスマートな説明だと私は思います。

借金の例えで説明するのは、減価償却の計算方法のひとつを説明しているだけで、本質をついていないと私は思うのです。

 
 

(第2回に続きます)

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