Windows Server 2012のサポート終了に伴い、オンプレミスからAWSクラウドへの移行を行なった事例をご紹介します。移行にはAWS導入・運用サービスのJCDC (Jops Cloud DC Service) をご提案させていただき、お客様のサーバ運用負担が軽減されました。

クライアント情報

• クライアント：富山県トラック株式会社様
• プロジェクト期間 ：1ヶ月

課題

• Windows Server 2012のサポートが切れる前にリプレース等の対応が必要
• オンプレミスサーバの納期が未定のため対応時期が不確定
• 事務所の一画をサーバスペースとして使用していた

効果

• サポート期間内にリプレースを完了することができた。
• クラウド化したため、拡張やコスト削減などの柔軟な対応が可能になった。
• 事務所からサーバスペースの撤去が可能になり、サーバ運用が不要になった。

【目次】
1.【背景】Windows Server 2012のサポート切れを切っ掛けにクラウド化へ
2.【導入内容】AWS導入・運用サービスで運用負担の軽減
3.【効果】サーバスペースが不要になり運用負担の軽減を実感
4.【まとめ】日本オープンシステムズにお任せください

【背景】Windows Server 2012のサポート切れを切っ掛けにクラウド化へ

お客様はこれまでオンプレミスでWindows Server 2012を使用していましたが、2023年10月にOSのサポートが終了することを受けて、サーバの移行を進めていました。しかし、オンプレミスでの移行はサーバ本体の納期が未確定であり、サポート終了までの期限内に対応することが難しいため、AWSを利用したクラウドへの移行に切り替える方向で検討を進めました。

クラウドへの移行を進めるにあたり、協力してもらえるクラウドベンダーを検討し、当社にお声がけいただけました。ポイントとしては、AWSの案件実績が豊富であること、何かあった時に相談がしやすい地元企業だったことが決めてになったとのことでした。

【導入内容】AWS導入・運用サービスで運用負担の軽減

今回はサーバをオンプレミスからクラウドに移行することが主な目的だったため、AWS導入・運用サービスであるJCDC (Jops Cloud DC Service) を提案させていただきました。JCDCは、サーバ導入支援から稼働後のメンテナンスや設定変更、システム監視、障害対応など、クラウドに関する包括的な対応が可能です。サーバに関するメンテナンスも当社で実施するため、お客様のサーバに関する運用負担を軽減することが可能です。

導入に際しては、現在のサーバ構成をヒアリングし、お客様の要望に合わせてサーバ構成をクラウドに最適化し、設計・構築を行い、スムーズな移行を実現しました。

【効果】サーバスペースが不要になり運用負担の軽減を実感

サーバをクラウドに移行して、最初に感じた主なメリットは、事務所内で稼働していたオンプレミスサーバの撤去が可能になったことです。事務所内にサーバを配置すると、セキュリティ、空調、電力供給、ホコリ対策など、運用上の意識しなければいけない点が多く発生します。しかし、クラウドに移行することで、物理的なサーバ運用について心配しなくて済むという点が大きな利点とのことでした。また、最近事務所で停電があったとのことですが、クラウドに移行したサーバについては停電の影響を気にする必要がなかったため、災害時などのBCP対策としても有効であることを再確認できました。

コスト面については、一定期間の稼働を試み、必要に応じて拡張またはコスト調整を行いたいとの考えです。クラウドの最大の利点は、利用状況に応じて柔軟に変更できる点かと思います。

また、今回のクラウド化以外でも、奉行クラウドの導入などDXに向けた対応を進められておりますが、従業員全体のデジタルスキルをアップさせていくことが重要と考えているとのことです。当社としても地元企業のDX推進のサポートに貢献できればと考えております。

【まとめ】日本オープンシステムズにお任せください

AWSのパートナー企業である日本オープンシステムズはAWS認定資格を有したエンジニアが多数在籍しているため、専門性の高いクラウド導入・運用支援をワンストップで行うことが可能です。お客様に合わせた最適なクラウド化をご提案いたします。

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