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JOPS社長ブログ 2024.09.26

【社長ブログ】収入・支出/収益・費用/益金・損金

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第7話 あなたの評価を下げない「ビジネス用語の使い方」

このシリーズ過去の記事

  • 第1回 「関連会社」をどういう意味で使っていますか?

第2回 収入・支出/収益・費用/益金・損金

 

 

誤用されがちなビジネス用語の2つめは表題の通りで、対をなす2つの言葉を3組並べてみました。

最初の「収入・支出」はビジネスというよりは、家計で使われる一般的な用語です。それと対比するために「収益・費用」と「益金・損金」を続けました。

これらの用語の中では「収益」がしばしば誤った使われ方をします。事務系の人は別にしても、技術系の若い人の大部分は「収益」の「益」に惑わされて「利益」のことだと思ってしまいます。

しかしながら、企業会計で「収益」と言えば、家計における「収入」と類似の意味になり、「利益」の意味ではありません。

簡単に覚えておくには「収益」はほぼ「売上」に近い意味だと覚えておくのがよいと思います。

経営戦略の会議をしている際に、「まずは収益拡大が重要」などという発言が出ると、「収益」の意味を正しく理解しているAさんは「まず販売数量の拡大、シェアの拡大を計り、当面の間は利益が小さくても問題視しない」という意味で理解するのですが、「収益」の意味を正しく理解していないBさんは「もっともだ。利益を拡大するのは当たり前、それならコスト削減に力を入れるか」などと考えます。そしてAさんは広告予算を増やす提案をする一方で、Bさんは広告の予算を削減する提案をするなど、戦略の実施で真逆の案が出てくることになりかねません。
混乱を招くのは「収益性」という用語が一般的な場面でも使われ、利益の程度を表すからだろうと私は思っています。

終わりの「益金・損金」は税務の用語で、経理や税務に携わっていない人の多くは、「益」や「損」の文字があるため「利益」や「損失」のような意味だと思ってしまうでしょう。しかし、実は「益金」と「損金」は、企業会計における「収益」と「費用」に近い意味です。「近い意味」と書いたのは企業会計で「費用」と認められても、税務上は「損金」に認められない、あるいはその逆ケースがある、というような違いがあるからです。

 

次は「バックヤード」です。

英語ではbackyardと綴り、「裏庭」という意味で使われることが一般的で、辞書にはたくさんの意味が書いてはありますが、「会社組織の事務部門」のような意味は見当たりません。しかし、ビジネスの会話の中で「営業は外で動き回るのが仕事。それを支える仕事をするのがバックヤード」というような言い方を私はしばしば聞きました。その言い方の意図は理解できますが、管理部門や営業企画などのスタッフを「裏庭」と呼ぶのはいかがなものでしょうか?正しく表現するには、バックオフィス(英語では back office)でしょう。

 

今日の3番目の誤用例は「広義」と「狭義」です。

私が直接関与したわけではありませんが、ある委員会でデジタル技術を活用した新製品群についての分類方法が提案されました。

「狭義のスマートツール」⊂「広義のスマートツール」

「狭義のスマートツール」⊂「広義のスマートツール」

委員会の事務局は機能の種類をA、B、C、D、E、の5つとし、5機能全てを持った製品群を「広義のスマートツール」、全機能を持たずにA、B、Cの3機能を持っている製品群を「狭義のスマートツール」と定義しました。

ある時、私の上司がこの委員会の議事録を読み、「広義と狭義の言葉も正しく使えない事務局が議論を進めているとは情けない」と憤慨しました。

実は私は、上司の発言を聞くまで気づきませんでしたが、広義で定義された集合は狭義で定義された集合を包含するということを思い出し、この事務局の提案は用語の使い方を誤っていることが理解できました。では、どう表現すればよかったのでしょうか?

 

(第3回に続きます)

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