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JOPS社長ブログ 2024.09.05

【社長ブログ】「書込み」 vs. 「タップ&スワイプ」

JOPS社長ブログ

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第6話 大学時代に落ちこぼれだった私が『もっと早く読んでいればなぁ』と思う本

このシリーズ過去の記事

  • 第1回 数学が得意だった学生さんとその親御さんに
  • 第2回 「高校」というノスタルジックなキーワード

第3回 「書込み」 vs. 「タップ&スワイプ」

 

 

ここで思うのが、第5話で少し触れた「端末による試験と紙の問題用紙による試験」と同様な見方で、「紙の本と電子書籍の違い」についてです。

書込みをして理解する

書込みをして理解する

私は第5話で述べたように問題用紙に書き込みをして考察するタイプの人間で、書籍を読む際にも、写真のように書き込みをします。著者による簡潔な記述だけでは理解できず、このような書き込みをして「なるほど、確かにこの論理展開の通りになる」と納得しないと理解が定着しないのです。
 

そういうことを考えると、ここ最近の、小学校からプログラミングだ、デジタル教科書だ、という状況を見ていると、自分が今現在、小・中・高校生だったら適応できるだろうか、と思ってしまいます。会社でも、大半の社員がノートパソコンだけを持って仕事をしているのを見ると、不思議な感じがするのです。

ただ、類推はできます。私の学生時代から若手社員時代にかけては、関数電卓やワープロ(これらも今では古いですが(笑))が当たり前になるという変化があり、自分は完全にそれらに頼ってきましたが、計算尺やガリ版印刷の時代の先輩たちに比べて能力的に劣っているとは思っていません。
 
それでも、単純計算や書類の作成段階になった後の過程と、理解を整理する過程とは異なる、と、私は今でも思っており、ペーパーレスで思考を整理するのは果たして効果的なのか、私が手書きの書き込みでしているような理解の仕方がキーボードやマウス操作、まして、タップやスワイプで可能だろうか、と言いたくなるのです。それゆえ、第5話で述べた「人生100年時代」の委員会などに出た際に、小学生のタブレット使用などに対しては異議を唱えておりました。

 

しかし、小説や映画がより未来を表わしていると言われることがあり、確かに医療の世界を見ていても現在の技術は、スタートレックのスポック博士を彷彿とさせるような気もしますし、私自身、時々趣味で楽しんでいる「数独」を、とうとうPC上で、書き込みなしでするようになってしまいました。そのうちにe-bookを使って、マーキングツールをうまく操りながら読んでいくことに適応していくかもしれませんし、既に図書館サイトのマイページでは、貸出履歴を自分なりのカスタマイズで分類しています。自分で手書きメモを書き込んだ本がなくなるのは、少々残念な気がしますが、単なるセンチメンタリズムなのかもしれません。

 
かなり脱線しましたが、今回の話で紹介したブルーバックスのような親切な本に、私が学生時代に出会っていたら、自分の人生はかなり違ったものになったのかもしれないと思います。

ちなみに、高校時代の推薦図書にあった岩波新書「数学入門」(遠山啓著)は名著であり、「微分方程式が日本人の常識になったら素晴らしいこと」という言葉は今でも私の記憶に強く残っています。今回紹介したブルーバックスの数物系の本は間口を拡げた形で遠山啓先生の考えに近いことを実現させてくれるものかもしれません。

 

ということで、今回の私の話を、挫折を感じている理系学生の皆さんや、そうした理工系学生のお子さんがいらっしゃる親御さんに、参考にして頂ければ嬉しく思います。

 

最後に、非常に古い本ではありますが、電力会社を卒業後にIT会社に入った私にとって、非常に役立ったと思う本をもうひとつご紹介します。それは「初歩・電子計算機」(渡辺茂著)で、大昔の、磁気コアメモリの時代の本ですが、かなり電子計算機の本質に迫る内容でした。この本のお陰で、その後の電力会社で業務上のプログラムを作るには十分な基礎知識を得ることができ、今へとつながっていることを述べて、渡辺先生に感謝の意を表したいと思います。

 

 

(第6話 終わり)

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